夏休みの約3分の1が終わりました。(兵庫)
夏休みの約5分の2が終わりました。(兵庫以外)
夏期講習の授業数でいうと半分が終わりました。
これから後半戦に入ります。
2週目が一番きつかったという人もいると思います。
そういう人は3週目もきついです。
そのあとお盆休みで回復するので、あと1週間耐えましょう。
2週目がきつい理由は単純で、1回目の講義の宿題があるからです。
日曜志望校別特訓の宿題もやっておかなければなりません。
宿題が回らないときの対処法
宿題が回らないとは、次の授業までに宿題を十分にこなすことができない状態のことです。
上位クラスになると宿題を2回~3回しますが、計画通りにこなせない状態のことを意味します。
対処法は人によって違います。
代表的なものを見てみましょう。
1.宿題量を減らす
「減らす」というと能動的なイメージがしますが、実際は宿題が時間内に終わらないので「やらない」ということです。
塾から与えられたカリキュラムをこなせないということは、そのペースについていけてないということを意味します。
結果的にはコースを下げる、あるいは志望校を下げる方向に進んでいるということになります。
ですが、無理をして体調を崩してはいけません。
だったら無理せずに志望校を下げるのが賢明です。
2.様子を見る
とりあえず3週目を乗り切ればお盆休みでペースが取り戻せるはずなので、今はこのままのペースでやっていこうということです。
結果的に時間が足りなければ宿題は終わらないので、1.と同じことなのですが、志望校を諦める気はないということなのでしょう。
様子を見るというのは、何もせずに決断を先に延ばすということです。
それでどうなるかというと、結論を出すのが先に延びるだけです。
何が困るかというと、何か大きな変更があったときにその対応が遅れる、あるいは時間が足りなくなるということです。
それを回避しようとすると何も変更しない方がいいということになります。
変更しなければ今と同じ状態を続けることができます。
3.勉強量を増やす
宿題をやる時間がないのなら増やせばいいということですね。
そのかわり何かを削らなければなりません。
まだ削れるものがたくさんある人は有利ですね。
全く時間がないという人は最後に睡眠時間を削るしかありません。
少しでも睡眠を確保するために親が車で送り迎えをしたり、電車の中でまで宿題をやっている人もいます。
4.受験をやめる
こんな苦しいことはこれ以上耐えられないという場合には最後の手段として受験をやめるという手があります。
そうするとまだ夏休みが1ヶ月(兵庫)ありますから、思う存分遊ぶことができます。
親もストレスから解放されます。
5.個別指導・家庭教師を頼る
宿題が回らない原因が”問題が解けない”、”まったくわからない”という場合にのみ有効な手段かもしれません。
家庭教師の先生も解けなかったら最悪です。
親が見ていないと遊んでばかりで宿題をやらないという場合にも有効です。
6.親が教える
親が横にピッタリついて二人三脚でゴールを目指します。
子供が塾に行っている間に親はテキストのコピーで予習をしておきます。
時間が比較的自由になる保護者だけが使える方法です。
親の予習が回らなくなると計画が破綻します。
宿題が回らなくなる原因
最難関コースの場合、単純に宿題量が多くなり難易度が上がるため、処理速度が遅い人ほど苦しくなります。
宿題以外に家庭用学習教材(三冠本など)をやっていると特に時間が足りなくなります。
塾の質問受けは2週目あたりから急に混雑してくるので、なかなか質問できなくなります。
テストの目標点数が高いほど宿題回数を増やさなければなりません。
上のクラスほど平均点が高くなるので、その分時間を取られます。
下のクラスになると勉強以外の時間の使い方が問題となります。
友達と遊びに行ったり、家族で旅行に行ったり、LINEをしたり、Youtubeを見たりすると勉強時間がどんどん減っていきます。
夏期講習期間中に遠方の教室まで通っている人は通塾にかかる時間が多くなります。
電車の乗り換えが多いと電車内で宿題をする時間もとりにくいと思います。
一緒に移動する友達がいると完全に息抜きの時間になります。
時間に余裕のある人の場合
宿題が計画通りに回っていて、けっこう余裕がある場合は特に心配はありません。
このまま同じペースで進めていけば問題なく夏期を乗り越えられると思います。
成績も今までと同じペースを維持できると思います。
ですが、成績が今より上がる要素は何一つないので、成績アップを目指す人はもっと限界まで勉強量を増やす必要があります。
宿題を何回もやっても効果が期待できないのであれば、何か違うものを追加する必要があるかと思います。
タイミングとしては勉強のペースを見直して、学習計画の上方修正もしくは下方修正する時期(1回目)だと思います。