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願をかける

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かけるを漢字にすると「願を懸ける」と書きます。

ですが、願かけは「願掛け」という漢字になります。

なぜかは知りません。

 

入試が近づくと急に願を懸ける人が増えてきます。

ふだんはお参りにも行かないのに急に天満宮に行ってみたり、

かと思うと神様に祈ってみたりするわけですね。

 

気をつけた方がいいのは、どこにお参りするかです。

志望校が宗教校ならとくに宗派とかをちゃんと知っておかないとどこかで恥をかくかもしれません。

もし、志望校がお寺の敷地内にあるのなら、そこのお寺をお参りするのがいいかもしれません。

 

そんなことをしたって意味がないと思っている人もいるかもしれませんが、

まったく意味がないわけではありません。

 

志望校がお寺の中にあるのなら、そこに行くということは入試当日の下見にもなるのです。

子どもと一緒に行けば、必然的に気持ちが志望校の方へ向くので集中力が高まるかもしれません。

あるいは、勉強でつかれているのならいい気分転換になるかもしれません。

そんなの時間の無駄と考える人もいるかと思いますが、往復の電車の中は勉強時間にすればそれほどロスタイムはないと思います。

 

 

願を懸ける

 

神様や仏様にお祈りをするという意味があります。

「志望校に合格させてください」と懸命にお願いをする人がいますが、それは正しいお祈りではないと思います。

本来の「願を懸ける」というのは、神様や仏様の前で誓いを立てるということなのです。

だから、見守っていてくださいということですね。

 

そんなの信じていないという人はやる必要はありません。

塾でやってくれます。

絵馬奉納なんかもやってくれる塾がありますね。

でも、もっと激しいやつをやっているかもしれません。

あれです。

合格宣言。

みんなと一緒に合格を宣言するわけですね。

あれは大きな声でやらないと効果が出ません。

大きい声を出すと自律神経が安定します。

アドレナリンも出てきます。(シャウティング効果)

集中力や判断力が高まるのです。

ただし、あまり長時間は持ちません。

 

 

お守りを持ち歩く人もいますね。

でも、お守りってただ渡しただけではあまり効果がないんです。

願をかけないといけないのです。

そして、カバンにぶら下げたり、筆箱にいれたり、なるべく目につくところに置かなければなりません。

 

気持ちが落ち込んできたとき、不安になったとき、集中力が切れてきたときにお守りをじっと見ます。

そのときお守りを見て、合格すると誓ったときの気持ちとか、頑張ると誓ったときの気持ちを思い出すのです。

その思いが強ければ、アドレナリンが分泌されます。

血圧が上昇し、心拍数が上がり、血糖値が上がり、頬がジーンとなってくるのです。

そして野生の本能に従って戦闘態勢に入るわけです。

 

お守りはその鍵となります。

お守りを見ることでスイッチが入るように暗示をかけるのです。

最初にお守りを貰ったときに志望校合格を強く意識し、アドレナリンを出しておくのです。

合格宣言をしてもいいと思います。

それが「願を懸ける」という作業なのです。

 

お守りである必要はありません。

志望校の下じきとか、シャーペン、消しゴムでもいいのです。

志望校のものがなければ、塾の合格鉛筆でも構いません。

非売品の玄人思考のキーホールダー(限定品)でも構いません。

(左はアルミホイル玉)

 

 

親が神社をお参りしても、子どもに効果が出るかは疑問です。

しかし、お参りをすることで気持ちが落ちつくのであればそれもありだと思います。

デパートにお参りをして、スイーツを食べる方が落ちつくのであれば、それも子どものためと思って・・・。

 

 

もちろんわかっていると思いますが、

願を懸けただけではダメですよ。

勉強を頑張らないと。

 

 

 


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