成績を上げたいという気持ちは誰でも持っていると思います。
そこまで強い気持ちではないかもしれませんが、少なくとも今より下がってもいいと思っている人はいないでしょう。
※ 学年トップクラスの人は偏差値ではなく順位で考えてください。
今回は、偏差値40台~50台くらいで成績が伸び悩んでいる人向けの話です。
頑張らないといけないのはわかっているけどなかなか長続きしない、
成績は上げたいけど無理はしたくない、
そんな人にぴったりな方法です。
だいたい平均点を取っている人の勉強量というのは平均くらいです。
ですから、そこから成績を上げようと思ったら勉強量を増やさなければなりません。
でも、どれくらい増やせばいいかわからないわけです。
例えばいつも60点取っているテストを80点にしようと思ったら、どれくらい頑張ればいいのでしょうか?
それがわかっていたらきっと頑張れると思うのです。
いや、頑張れるかもしれないのです。
とにかく、一回やってみてどれくらいの勉強量が必要なのかわかれば、そのあとどうするかは自分で決めればいいと思います。
まずはちょっとだけ頑張ってみましょう。
いつも勉強時間が2時間の人はそれをちょっと増やして3時間にしてみる。
宿題を2回やっているのなら、ちょっと増やして3回にしてみる。
週に3日勉強しているなら、ちょっと増やして4日にしてみる。
それくらいなら出来そうな気がしますよね?
でも、それではダメです。
そんなことをしても成績はほとんど変わりません。
やる気も出ません。
長続きもしません。
「ちょっと」の意味が違うのです。
ちょっとというのは、量の問題ではなく、期間です。
例えば2週間くらい。
復習テストなら毎週ありますから、2週間で2回チャンスがあります。
たった2週間だけ全力で頑張ってみましょうということです。
2週間全力で頑張っても点数が取れない、あるいは順位が上がらなかったら、
そのときは潔く諦めましょう。
志望校も変えましょう。
具体的には、
いつも勉強時間が2時間の人はそれを限界まで増やして6時間にしてみる。
宿題を2回やっているのなら、それを限界まで増やして7回にしてみる。
週に3日勉強しているなら、それを限界まで増やして7日にしてみる。
つまり毎日宿題範囲を全科目すべて1回ずつやればいいということですね。
多分宿題を最初にやる日はかなりきついと思います。
とりあえず、次に授業を受ける科目から毎日1回ずつやることにしましょう。
宿題1回目に時間がかかったとしても、2回目なれば時間は短くなり、3回目はさらに短くなります。
そのうちスピードの限界に近付きますが、その頃には正答率も100%に近づきます。
7回目にくらいになるとどの問題も瞬殺ですね。
その状態でテストを受けたら満点が取れるか、ベストに入れるかどうかという勝負になります。
下のクラスの人ほど可能性は高くなります。
失敗してももう1週あります。
全教科で満点(90点以上)、ベスト入りを果たせたら大成功です。
これが達成できた人は、成績を伸ばせる可能性がかなり高いということです。
同じことを続けていくだけでどんどん上がっていきます。
どれくらいまで上がるかはやってみないとわかりませんが、
もうこれ以上は上がらないというところまでは上がれます。
でも、今はそんなことは考えなくていいです。
2週間だけやってみましょう。
2週間経ったら元に戻してもかまいません。
※ 成績も元に戻ると思います。
それでも、「本気を出したらここまでやれる」という結果を残せます。
そしてそれは自信につながります。
ひょっとしたらもう少し頑張ってみようという気持ちになるかもしれません。
ぜひやってみてください。
うまく行ったらコメントかメッセージ下さい。
1人でも報告があれば続編を書きます。