全然ワクワクしません。
ワクチンの話です。
例年この時期になるとインフルエンザの予防接種どうする?という話題が出てくるのですが、今年は新型コロナのワクチンどうする?という話題がちらほら出てきているようです。
2020~2021年のインフルエンザの流行は昨年までと比較するとほぼ0に近いので、おそらく今年も流行はなさそうです。
みんなマスクをしていたからでしょう。
そう考えたら、新型コロナの感染力は凄いということになります。
さて、気になる新型コロナのワクチンですが、現時点での状況を見てみましょう。
予防接種法に基づく公費での接種の対象は、接種の日に満12歳以上の方です。
このため、12歳に満たない方は、ワクチンの接種の対象にはなりません。
(厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A より抜粋)
とのことです。
したがって、小6(受験学年)でも誕生日が遅い人は公費での接種の対象にならないということです。
アメリカでは早くて秋以降に12歳未満でも接種可能になるかもしれないそうです。
ワクチンの種類と効果
ワクチンを接種すると ⇒
・発症予防効果が約95%(2回接種後一定期間を経過してから)
・発症しても重症化を防ぐ効果がある
・人にうつす可能性を減らす効果が期待されている
※ 効果が期待できるのか、それとも期待されているだけなのかは(私の国語力では)文面から判断できません。
※ 感染予防効果は明らかになっていません。
現在接種が行われているのは、
・ファイザー製ワクチン(12歳以上)
・武田/モデルナ社製ワクチン(12歳以上)
・アストラゼネカ社製ワクチン(40歳以上)
の3種類です。(自治体によります)
ファイザー製ワクチンは、接種間隔が3週間で、効果が出るのは2回目を接種してから7日目以降。
モデルナ社製ワクチンは、接種間隔が4週間で、効果が出るのは2回目を接種してから14日目以降。
とされています。
入試までに接種を済ませたいと考えるのであれば、そこから逆算して接種開始日を考えなければなりません。
冬休み期間中の入試直前特訓が塾で最も人が密集する期間なので、冬休みの始まる12月25日から効果が出るように12月の第1週くらいまでには2回目を接種しておかなければなりません。
となると、1回目は11月の第1週くらいまでには済ませておかなければならない計算になります。
12月までに満12歳にならない人の場合は入試日程に間に合わない可能性があります。
主な副反応
・接種部位の痛み、腫れ
・疲労
・頭痛、筋肉痛、関節痛
・寒気
・発熱
・下痢
・吐き気
ワクチンによる発熱(37.5℃以上)は接種後1~2日以内に起こることが多い。
(モデルナ社製では2回目接種後に4人に3人が発熱、ファイザー社製は3人に1人)
入試直前期は避けたいですね。
受けるべきかどうか
まずは接種可能かどうかの問題があります。
自治体にもよります。
で、接種可能な場合に”受けるかどうか”はみなさん(保護者)が判断してください。
小学生の場合は保護者の同意が必要です。
今後の注意点
最近、10歳以下の感染者数が増えているようです。
ということは、今後、小学校でのクラスター発生なんていうことも起こりうるわけです。
そうなると、学級閉鎖、学年閉鎖、学校閉鎖、各種学校行事の中止・延期などが可能性として考えられます。
文部科学省
https://www.mext.go.jp/content/20200225-mxt_kouhou02-000004520_01.pdf
本人が感染した場合はもちろん自宅待機になります。
濃厚接触者の疑いがある場合(家族が感染など)も自宅待機になります。
家族が濃厚接触者の疑いがある場合も自宅待機ですね。
いずれも1~2週間は登校できません。
当然、塾にも通えないはずですね。
しかし、1~2週間自宅待機できるのなら、その間は勉強し放題ですからそこはポジティヴに捉えることにしましょう。
下手なことを書いて炎上したりするのは避けたいので、ワクワクの是非については一切触れません。
どうするかはみなさんがご自分で判断してください。
勉強ガチ勢のための自炊セット