春期は短期
【読み】しゅんきはたんき
【意味】春期講習は短いということ。
【注釈】春休み期間は2週間ほどしかなく、春期講習もあっという間に終わってしまうことから、いろいろと計画を立てても全然予定通りに行かないという例え。
「短期」は「春期」に語呂を合わせたもの。「短気は損気」をもじっただけで深い意味はない。
【出典】玄人思考のブログ
【類義】―
【英語】Spring is short.
というわけで春休みが近づいてきました。
あちこちで「春期をどうしよう?」という声が聞こえてきます。
6年生なら迷うことなく塾の春期講習をおすすめします。
塾にもよると思いますが、早くも志望校別コースに分かれたりするのではないかと思います。
内容的には今までの復習もしつつ、入試に向けた構成になっていると思います。
最難関を目指す人たちは普段の校舎から離れて、大教室に通う人もいるかと思います。
同じ志望校や併願校を目指す人たちと初めて出会うかもしれません。
講師も最難関コースを担当する講師が中心になりますので、顔見せ的な意味合いも持ちます。
受講基準はやや低めに設定されているかもしれませんが、「ここでついて行けないようなら諦めろ」と言われているようで怖いですね。
とにかくライバルたちの様子をしっかり見てくることですね。
5年生以下になると状況はかなり違います。
春期講習は新年度が始まってからの内容が中心で、復習のダイジェスト版のような感じです。
これは4月(春期)から新たに入塾する生徒にとっては都合のいいもので、2ヶ月の遅れを少しでも取り戻す機会となります。
また、すでに塾生であっても2ヶ月の復習をするいい機会となります。
特に偏差値50未満の生徒、偏差値50台でも苦手教科のある生徒にとっては重要ですからなるべく受講した方がいいのではないかと思います。
家で勉強できる人ならいいのですが、そうでない人は春休みを遊んで過ごすことになります。
春休み中に前学年の復習もやってしまおうと計画を立てる人が毎年います。
例えば1科目を復習しようと思うと1年分で約50回くらいの講義があったと思います。
1つの講義に1時間かけると全部で50時間くらいですから、それを2週間でやるためには1日最低3時間は必要になります。
さらに新年度が始まってから2ヶ月分で7~8回の講義が進んでいますから、それも復習するとなると1日最低4時間は必要ということになります。
1講義分が30分で終わるならその半分の時間で済みますが、それが出来るレベルの子であればきっと特訓講座なんかも受講しているのではないかと思います。
だとしたら、その特訓講座の復習をした方がいいでしょう。
結局1日当たり3~4時間は最低でもかかる計算になります。
それで1科目です。
2科目ならその倍くらいかかります。
3教科、4教科ともなると1日12時間勉強しても足りないかもしれません。
そこまでいくと春期講習に時間を取られるのは勿体ないという発想になるのではないかと思います。
多分間に合わなくなると思うので今から始めておいた方がいいのではないでしょうか。
今年卒業の方はもうすぐ卒業式ですね。
塾の合格祝賀会が楽しみという人も多いでしょう。
中学校から出された宿題は早めに終わらせておきましょう。
入学してすぐに実力テスト(算数・国語)を実施する学校が多いと思います。
第1回深海魚判定テストにならないように気をつけましょう。
もうすでに中1数学・英語を終えている人もいるようです。