テストのときの注意事項ではありません。
紙と鉛筆またはシャープペンシル(ペンでも可)を用意してください。
そして、「必ず上から書く」と書いてみてください。
(親子で順番を決めて書いてみましょう。)
え?
書き順おかしくない?
って、なる人がいるかと思います。
昔と書き順が変わったのでしょうか?
正しい書き順は昭和33年に文部省(現在の文部科学省)から出版された「筆順指導の手引き」で定められています。
ですから、昔と書き順が変わったわけではないのです。
ですが、当時は強制力がなかったので、地域や教える先生によって違っていたそうです。
平成になってから教育現場に浸透し、今はほぼ統一されているのではないかと思います。
ですから、今の保護者のみなさんの世代だと昔ながらの書き順で書いている人がけっこう多いかも知れません。(知らんけど)
昔ながらの書き順が不正解というわけではありません。
しかし、最近は文字を手書きする機会が少なくなっていますので、漢字を忘れてしまっている人もいるかもしれません。
また、書き順を間違って覚えていることもありますから、この機会に正しい書き順を覚えてみてはどうでしょうか。
お子さんと書き順が違った場合、必ず正しい書き順を調べましょう。
同じ書き順だからと言って安心してはいけません。
ひょっとしたら二人とも間違えているかもしれません。
ただし、受験学年の人はそんなことをやっている暇はありません。
書き順が違っていても漢字が合っていれば大丈夫です。
そんなことで喧嘩をしないでください。
世代によって書き順が違う可能性がある漢字
「必」「上」「店」「書」「田」「馬」「博」「発」など