台風19号の進路は近畿圏からそれていますが、今回の台風は暴風域が現時点で650km、強風域が1400kmもあります。
ですから、近畿圏も暴風域に入ります。
学校や塾はお休みですね。
台風の東側は台風の進行方向と風向きが同じになるため、風が強められます。
関東にお住まいの方は十分に注意してください。
最大瞬間風速60mですから、時速216kmになります。
中心付近の最大風速45mは時速162kmです。
風速が2倍になると面積当たりで4倍の力を受けます。
つまり、時速160kmの風は時速80kmの風の4倍の力になります。
高速道路を時速80kmで走る車の窓を開けて顔を出したときに受ける力の4倍にもなります。
※良い子はやらないでください。
そんな風が突発的に吹いてくる恐れがあるということです。
雨にも注意してください。
東海から関東にかけて大雨になりそうです。
東海では24時間雨量が800ミリくらいになる恐れがあります。
近畿圏は300ミリくらい。
1時間に50ミリの雨が降ると、2時間で100ミリ、つまり10cmになります。
その雨は低い方へと流れていきます。
川や下水道には単位時間あたりの流水量の限界があります。
それを越えると水が溢れ出てきます。
流れる水が膝の高さを越えたら徒歩での避難は危険です。
川の様子を見に行ってはいけません。
見に行った人が帰ってこなくても自分で探しに行ってはいけません。
受験生のみなさんは家にこもって勉強するチャンスです。
ただし、避難勧告や避難指示(緊急)が出た場合は安全を優先させてください。
該当する地域にお住まいの方、避難場所は今のうちに確認しておきましょう。
早めの判断を心掛けましょう。
避難というのはそれが無駄に終わることが一番良い結果なのです。