「世の中には耳を貸してはいけない言葉が2つある。」
という話を知っていますか?
この志望校で大丈夫かどうか知りたいときは、塾で友達に聞いてみるのがいいかもしれません。
「この偏差値でここ受かると思う?」と聞けば、「行けるんちゃう?(知らんけど)」か「無理やろ!」か「微妙」という返事が返ってきます。
他人に聞くのが嫌だという人はこう考えてみましょう。
あなたと同じクラスで同じくらいの偏差値を取っている子がいて、志望校が同じ学校だとしましょう。
特に仲がいいわけでもありませんが、あなたにとってライバルになります。
その人は受かると思いますか?
塾の先生に聞くと話が長くなることがあります。
話が長ければ長いほど可能性は低いという傾向があります。
遠回しに伝えようとするから長くなるのでしょう。
で、最後まではっきりとしたことは言いません。
むしろ、「絶対にここを受験するからどうしたらいいか教えて欲しい」と伝えた方が明確な返答を聞くことができます。
その内容が量も多くて難しいと感じるかもしれませんが、それは毎年合格する人たちが実際にやっていることなのです。
身近に中学受験経験者がいたらつい相談したくなるかもしれません。
ですが、塾が違ったり、志望校が違ったりするとあまり参考になる話は聞けません。
同じ志望校でも、その人が受験したときのクラスや偏差値が違ったりすると状況が全然違ってきます。
あまり役に立つ情報は得られないわりに、自慢話とか”知らんけど話”を嫌というほど聞かされたりします。
で、結論は「塾に相談したらいい」なのです。
誰かに話を聞いてもらうことで気が紛れるというのであればいいと思います。
もし、真剣に考えているのであれば誰に何を聞けばいいかよく考えた方がいいと思います。
ちなみに、
塾の先生に相談するときは、
「自分はこうしたいと思うが、それでいいかどうか?」
「ダメならどうするべきか?」
「そのためには何が必要か?」
という聞き方をした方がいいと思います。
逆にやめた方がいいのは、
言質を取るような聞き方(塾の先生が絶対大丈夫と言った)、
責任を押し付けるような聞き方(塾の先生がこうしろと言った)です。
そういうのは職業柄、全力で回避してくると思います。
身近な人に相談されたときの回避の仕方
「志望校に偏差値届かないんだけどどうしたらいい?」
「子どもが全然勉強しないんだけどどうしたらいい?」
「志望校変更した方がいいか迷ってるんだけど?」
といったことを相談されて返答に困ることがあるかもしれません。
【模範解答】(関西弁バージョン)
「あ~それ、すっごくわかるわ~」
「あんたも大変やね~」
「ホンマにどうしたらええんやろね~」
そのあとで、やんわりと塾に相談するように勧めてあげてください。